子どもの自殺

こんなこと、本当に主観的な考えなんだけど。

最近子どものイジメの自殺が多い多いって大人たちは言って、ゆとりだから、親が優しくしすぎるからとかしょーもないこというけど、そうじゃないと思う。イジメの自殺も増えてると思うけど、そもそも心の病を抱えてる人が世の中に増えてる。

スマホの普及で心身ともに24hフル回転でいつまでも休まらない。綺麗であることが求められる時代。ありのままの自分を受け入れることが許されなくてそんな時間はない時代。親たちの世代とは時代の進むスピードが全く違う。どんどん便利になって変化が多くてある意味一寸先は闇、10年後のことなんて誰も予測できなくなった、ある意味不安定な時代。

こんな時代に大人も子供もみんな疲れきって、鬱病とまではいなくても重度軽度関わらずみんな心の病気を抱えてたりする。

親の躾がどうとかじゃなくて、時代(なにもかもがすぐ手に入る恵まれたこの環境。恩恵も計り知れないけどデメリットもある。)のせいで、そのための対策が追いついてないんだと思う。どんなにつらいことがあっても心が健康なら立ち向かっていける。立ち向かわなくても、逃げたらいいことに気づける。それもできなくて、死ぬ以外の選択肢がなくなってるのは、もう鬱病とか適応障害とか心、いや、心=脳に問題がある状況だとしか思えない。素人目線でなんとも言えないけど、ただつらいことがあっただけで人間死のうとは思わない。ただ、限界を超えて心の疲労がピークに達して正常に機能しなくなったとき、その時はもう「死ぬ以外逃げる方法がない」ってなる。極端に視野が狭まる。親がそうなってたら子供もそうなるよね。自殺する子が増えたのはそういう背景があるんじゃないかな。

 

対ストレスの授業を、子供達にできないかな。大人になるまで、鬱病とか、適応障害とか知らずに育つやん。どんなことがストレスになるのか、例えば満員電車のストレスだってそう。自分があ、今ストレス抱えてるなって気づけるようになれば、対策ができる。それに気づかないからみんな重軽度問わず心の病を抱える。子供たちにそれを教えられないかな。別に社会の闇とかじゃない。働くのは素晴らしいことだけど、体を壊したら意味がない。やりたいことをもっと本気でやれるように、がむしゃらに働いてもストレスを取り除くことを気をつけてやれるように、子どもたちにそういう気づきを与えられるような、そんな授業できないかな。

 

前の仕事でした辛すぎる経験(地獄を生きるか死ぬかしか選択肢がない状況まで追い込まれた)と、今の仕事で学んでる対ストレス(ストレス発散ではなく取り除くためのセルフケアを日々行うライフスタイル)の方法を掛け合わせていつか何か人の役に立てないかなあ、と思う。